一応続き…なのかな、byシルク風玲亜
LDH最高ランク : 72 , 更新: 2018/01/24 6:11:40
『妄想男子 玲於-another story-』
最近玲於は魂が飛んだように一点を見つめてぼーっとすることが多くなった。どうしたのだろうと思い隼に聞いてみると「玲於も恋したいお年頃なのよ、」と言われ妄想だよ妄想。と言われた。
そっか、玲於もそんな年頃かぁ…
昔の玲於は「めんどくさいから彼女なんて要らない。ダンスしてたい。」と一途だったのに変わってしまったものだ。どうせ玲於の事だ、大ファンの女優さんとデートでもしているんだろう。
少し、嫉妬するなぁ…。
妄想だけで終わってしまえばいいのに。
何を隠そう俺が好きなのは玲於なのだ。
一線を越えてしまいたいとも思ってしまう。はぁ…。つらい、これは大ダメージだ。
玲於は時折意識を取り戻したようにハッとした表情で我に返る。が、またすぐ夢の世界に行ってしまいぼぅっとした表情に戻る。
嫌なことなのにそういうところは何時までも見ていられる。ほんと俺は末期かもしれない。
「……亜嵐君見すぎ、玲於穴開くで?」
ジトリとした涼太の目。そんな涼太君は帰る準備を済ませて部屋を出ようとしていた。
「あれ、皆無視するの?」
「折角楽しい夢の世界に行ってるのに連れ戻すなんて可哀想だし、ね?」
涼太君が隼に振ると激しく首を縦に振った。なるほど、皆の優しさか。
俺も仕方なく玲於を視界に入れながらも帰る準備を済ませて部屋を出た。
「はぁ~~!寒いぃ~!」
「今年は以上やってぇ!」
「それ毎年言ってるよね…w」
裕太君と龍友君とメンディー君の何気無い会話に笑い皆解散した。皆各々の家の方に歩き出した。……俺だけを除いて。
「…亜嵐君?帰らへんの?」
「玲於、待とうと思って、あいつ今日マフラーも手袋もしてなかったし、」
「へぇ~んじゃお幸せにぃ~!」
龍友君がふざけて言うから強く否定した。まだ、なんだよ本当俺としたことが、情けない。
しばらく待っていると玲於が下りてきた。驚かしてやろうと隠れた。
それに気付かない玲於は手を擦り合わせて二酸化炭素を吐き出して温めていた。
踏み出そうとしたところを狙って後ろからマフラーをかけてやる。案の定玲於は驚いて誰!?とキョロキョロする。それを防ぐ様に目を手で覆う。
「だーれだ、」
「…あらん、くん」
か細い声で呟くように俺の名前を呼んだ。
「当たりっ!」
顔を前に出して笑顔を見せるときょとんとした玲於はむぎゅ、と柔らかいほっぺを引っ張った。
「玲於、何してるの?w」
クスクスと笑うと玲於は頬を赤く染めてマフラーに顔を隠した
「なにそれ可愛すぎwねぇ、二人で鍋食べない?」
「な、鍋!?」
思わず出た鍋の文字に玲於が過剰に反応する。
「えっ、何々、鍋駄目だった?」
「い、いやそんなことはな…『よしじゃあ行こう!』」
許可を貰ったところで気が変わらない内に、と玲於の冷えた手を掴んで家まで駆け出した。
チャンスは必ずものにするから待っててね、玲於。
お待たせ、持ってきたよ
玲於パレス⚓️🤟🐷
2018/01/24 10:02:17 違反報告 リンク
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