存在意義

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毒吐独白
わんく

このネットにおいて、自分の存在する価値とはなんなのだろう。
この世界において、自分が生きている方はなんなのだろう。と、そんなしょうもないことを考える時がたまにある。
正味、俺は人気や承認欲求なんて全部どうでもいい。
…とかいう立ち振る舞いをしてるけど、実際そんなこととはない。
もっと色んな人と話したい。もっと色んな人の人気を得たい。
俺も人間だからそう思う。だが俺はこの手の世界が結構苦手だったみたいだ。
人に話しかけに行くのが怖い。
自分を好いてくれるかわからない。
だから俺は、基本的に誰かに声をかけられるのを待っている。
自分から声をかけることは決してない。何故なら怖いから。自分を好いてくれる人がいるかわからないから。
だからこそ、俺が活動しているYoutubeに関しては本当に喜ばしいシステムなのだ。
自分の動画を見てくれる。
それを面白いと思ってくれた人が登録してくれる。
そうして、俺のことを好いてくれる人が増えるんだ。
これほど喜ばしいシステムも、これほど喜ばしい事もない。
俺の承認欲求は、それで埋まっていたんだ。
でも今はどうか？
今はもう動画投稿できる環境がない。そのせいで、俺は動画を投稿できてない。
承認欲求は満たされない。
誰かに認められたい。
俺の頑張りを、俺の作るものを。俺の思いを。存在を。
俺は存在していいって、生きていていいって。
そうやって、色んな人に好いてもらって感じたい。
でももうわからなくなってきた。
自分の存在意義、
自分が笑う意味。
だんだんと疲れてきた心が、壊れていくのを偶に感じる
こうしてする俺の独白に、反応する人は誰もいない。
俺を認めてくれる人は誰もいない。
俺の心を満たしてくれる人は誰もいない。
満たされないから辛い。
なら全て終わらせるのもアリなのではないか？
このインターネットの中から、消えてしまうのもアリなのではないか？
…わからない。わからないけれど。
まだ少しだけ、生きていたい。
死ぬのは、怖いから。
…でも、誰かに救われたいと思うのはもうやめる。

「誰かを救ってあげたい」

そう思う俺が、誰かに救われてしまうんじゃ、格好悪いから。
格好悪いんじゃ、ヒーローにはならないからね！

…。

格好悪くてもヒーローは、なれるのかな。
なれたらいいね。格好悪くてもヒーローに